イギリスメディアの11月22日の報道によると、エアバスの空飛ぶ自動タクシーの実現に新たな進展が見られた。MTSI と SOAR Oregonは、人と貨物を乗せた1人乗り自動タクシーの試験に関する「試験飛行と場所」の契約を提供した。
コンセプトデザインを見ると、この飛行機は垂直離着陸が可能で、ヘリコプターにあるような支柱と電動式ベーンモーターが4つずつついた傾斜機翼2つが取り付けられている。操縦室のドアは小さく、ヘルメットバイザーのようである。エアバスは2015年、「ヴァーハナ(Vahana)」の1期プロジェクトとしてUberと提携し、ヘリコプターメーカーの新しいビジネスモデルを構築すると表明した。
エアバスは8月、空飛ぶ自動タクシー計画を初めて発表。「CityAirbus」という名のこの飛行機はスマートフォンで操縦できるという。同社は、この飛行機の最大の試練は自動操縦の実現であり、まずは人を乗せて飛行し、法的許可が下りたら自動操縦に切り替えるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年11月26日