経済産業省は30日、10月の鉱工業生産指数(季節調整済み)が、内需・外需の好調を受け、前月比0.1%上昇の98.5と、3カ月連続で上昇したと発表した。
同指数は2015年4月以来の最高値となり、経産省は生産の基調判断について「緩やかな持ち直しの動き」との見方を維持した。
具体的に見ると、電子部品・デバイス工業が4.6%上昇と最大の伸びを示した。自動車を含む輸送機器工業が0.6%上昇。も3.2%上昇した。
出荷指数は前月比2.2%上昇の98.5。在庫指数は2.1%低下の108.6だった。日本企業の在庫削減努力が奏功した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月6日