高導電性銅合金は軍需産業、航空・宇宙産業、艦船建造、高速鉄道、地下鉄、電気自動車、通信設備などで広く活用されているが、中国は毎年その50%を輸入に依存している。四川省の良恵銅材有限公司が開発に成功した高導電性無銀銅合金技術「HGLN-」はこのほど、北京で国家科学技術成果審査に合格した。
中国測試技術研究院の測定・試験によると、同製品は電気抵抗率が低く、導電性が106.3%で安定している。銅材の導電性を4−5ポイント上げ、実際の高い応用効果を持つ。同材料は省エネ、エコロジー、安全、耐腐食、耐用を実現。北京科技大学新材料技術研究院長、北京市先進粉末冶金材料・技術重点実験室長の曲選輝教授ら専門家は、同製品の導電性が世界先進水準に達していると判断した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月12日