上海出入境検験検疫局によると、日本の錦鯉20匹は現在、上海空港の出入国地点で検疫を受けており、その後は指定された隔離検疫水槽に移されて30日間の隔離検疫を受け、サンプル採取や関連の疾病のモニタリングなどが行われる。隔離期間が終わった後も、認可された養殖場で日本の錦鯉とその子供に対する疾病のモニタリングが継続して行われ、疾病の侵入を未然に防ぐという。
統計をみると、2015年に中国の錦鯉市場の営業額は100億元(約1690億円)に迫った。日本からの輸入が再開されると、中国の錦鯉の飼育・繁殖技術の水準向上にプラスになり、高級観賞魚産業や特色ある養殖産業に新たな活力が注入されるものと期待される。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月28日