2017年アスタナ国際博覧会が6月10日から9月10日まで、カザフスタン共和国の首都アスタナで開催される。カザフスタンは“一帯一路”戦略にとって重要な沿線国家だ。同時に2017年はカザフスタンの「中国観光年」でもあり、中国館の展示案は今回の万博で最も注目されるものの1つとなっている。中国館組織委員会の副主任で、中国国際貿易促進委員会の副会長である王錦珍氏は1月5日、記者会見で、中国館のテーマが「未来のエネルギー、緑のシルクロード」に決まったことを明らかにした。中国のエネルギー利用と持続可能な発展を遂げた先進技術を展示することを通じ、責任ある大国として未来のエネルギー発展の考え方を伝える。
王氏はまた、“過去、現在、未来”を中国館の展示の三大プロットとしながら、伝統的なエネルギーのモデルチェンジ、新エネルギーの開発、グリーンで持続可能な発展というテーマを伝えていくことも明らかにした。中国石油、国家電網といった国内大手エネルギー企業も展示活動の中心的役割を果たし、中国の石油化学、太陽エネルギー、原子力発電、風力発電、電気エネルギーなどの分野の先端技術の成果を展示する。