王氏は「中国館では、できるだけ分かりやすい表現と国際的に通用する言葉を使いながら展示するつもりだ」と述べた上で、実物展示の他、マルチメディアによる映像、VR(バーチャルリアリティ)など、視覚的効果の高い最新技術を使いながら、世界レベルの展示館を作ると意気込む。
VR技術も展示で存分に利用し、来場客に全く新しい「どっぷり入り込めるようなインタラクティブ体験」を味わってもらいたいとしている。展示区では、家庭、交通、都市サービス、農村におけるエネルギー使用の風景を展示しつつ、「新エネルギーの1日」を体験の基本プロットとする。風力や太陽光、原子力、水力という4つのエネルギーが作られる過程を、直感的に理解してもらう。
中国が海外で行う万博の中でも今回の万博は、大手企業と省区市の自治体参加が最も多いものとなる。同時に中国国際貿易促進委員会は、中国カザフスタンエネルギー協力フォーラム、中国カザフスタン観光協力フォーラム、中国兵馬俑文物展など一連の大型イベントを主催しており、中国政府のカザフスタン万博に対する重視姿勢と支持を体現している。また世界各国、特に“一帯一路”沿線国家およびカザフスタンのエネルギーと経済貿易分野での協力の促進を示すものとなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月5日