独メディア:中国の世界経済成長への寄与度、欧米を大きく上回る

独メディア:中国の世界経済成長への寄与度、欧米を大きく上回る。 トランプ次期米大統領は自分のこと、米国のことしか考えておらず、米国が世界経済の成長にどのような貢献ができるかなど、少しも意に介さない。政治面でこの議題にまったく触れないのは賢明かもしれない…

タグ: 経済 GDP 貢献 市場 成長率

発信時間: 2017-01-06 15:21:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

トランプ次期米大統領は自分のこと、米国のことしか考えておらず、米国が世界経済の成長にどのような貢献ができるかなど、少しも意に介さない。政治面でこの議題にまったく触れないのは賢明かもしれない。欧州と米国は2016年に、それほど貢献できなかったからだ。ドイチェ・ヴェレのウェブサイトが伝えた。

国際通貨基金(IMF)は、中国の今年度の世界経済成長率に対する寄与度は1.2%になると予想した。米国は0.3%のみで、巨額の対外負債を抱える。欧州の寄与度は0.2%のみ。これは中国の寄与度が先進国の合計を上回ることを意味している。

中国のGDP成長率(絶対値、6.7%)も米国の2倍以上。2016年第3四半期(7-9月)の米国の成長率は3.2%と、2年ぶりの高水準となった。ところが購買力平価換算では、中国の経済規模はすでに米国を上回っており、かつ米国人の抱える負債は中国人をはるかに上回る。

しかしながら中国のGDP成長率が6%を下回れば危機に陥るという説が根強い。どちらにせよ、中国の成長が止まれば、世界が深刻な不況を迎えることになるのは明らかだ。ところが米国の成長が止まったとしても、世界はこの危機をあっさり乗り越えることができる。世界経済は2.8%の成長を維持できる。中国経済の成長が止まれば、世界経済の成長率は1.9%にとどまる。これには中国の各国・地域(米国、インド、ドイツ、さらにはアフリカ全体)のGDPへの間接的な影響が加味されていない。

中国がなければ、ドイツの自動車産業は最大の市場を失う。この市場はドイツのGDP成長の約2割を占めている。中国経済に問題が生じれば、フォルクスワーゲンのライン工の賃金に、どのような影響が及ぶだろうか。中国で商品の4割以上を販売している、ドイツの中小企業にどのような影響が及ぶだろうか。

低く見積もっても、中国の輸入もこれとは別に、世界の成長に貢献している。中米関係を見直す際に、トランプ氏はこの点について忘れてはならない。中国の活動スペースは、トランプ氏のそれを大きく上回る。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月6日

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