実体経済に興味を示さず、自宅で働くことを選ぶ若者増加

実体経済に興味を示さず、自宅で働くことを選ぶ若者増加。

タグ: 実体経済

発信時間: 2017-01-09 18:39:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

若者の職業選択:主体的かそれとも受け身か?

前出の董氏の論点は実際、根拠がないものでは決してない。インターネットがもたらすサービス業の発展は、若者の職業選択にある程度影響を与えている。関連機関が発表した2016年度大学卒業生の進路に関するデータによると、48%の大学卒業生が「就職しない」としている。また、職探しをしたくないとした95後(1995年から1999年生まれ)のうち、15%以上が起業に興味を示している。

ネットショップをオープンした理由について、ネットショップの若き経営者である迪迪さん(女性)は、「一般的にネットショップをオープンする若者の家庭条件は恵まれており、仕事環境と自由な生活スタイルに興味を持っている。そのため、インターネットでの起業を選ぶようになっている」との見方を示した。

福耀玻璃(ガラス)工業集団株式有限公司の曹徳旺董事長も先ごろ、これに類似した見方を明らかにし「今の学生たちは卒業後、公務員を第一志望とし、次に銀行等の金融機関を選ぶようになっているが、素養の高い社会人はますます少なくなってきている」と語っている。

また、専門家は、「インターネットが生活に浸透したことによって、一部の若者たちは引きこもりがちになり、自宅で仕事ができる職業を選ぶ傾向が大きくなってきている。実際のところ、若者たちはもっと開拓精神を持ち、外の世界に触れて、視野を広げるべきだ」と指摘している。

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