「参考消息」ウェブサイトは1月12日、イギリス政府が中国広東核電集団とフランス電力会社(EDF)による「華龍1豪」の包括的設計審査(GDA)の申請を受理したと報じた。
シンガポール紙「聯合早報」は1月12日、中国紙「経済日報」の記事を引用しながら、「イギリス商業エネルギー産業戦略部門が1月10日、イギリスの核関連独立監査機関である核エネルギー監査事務所(ONR)と環境部(EA)に『華龍1号』のGDAを開始するように求めたことを、イギリス政府が声明した」と中国広東核電集団が発表したと報じた。
GDAは世界で最も厳しい原発技術審査であり、現在までにフランスのEPR技術が承認されたのみに留まる。アメリカのAP1000技術は今もなお審査中だ。GDAによって、中国が自主開発した第三世代原発技術を持つ「華龍1号」がイギリスの技術基準で認められることになる。「華龍1号」が世界に羽ばたく一歩となるものだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月13日