習主席、スイスメディアで署名入り文章を発表

習主席、スイスメディアで署名入り文章を発表。 習近平国家主席は、スイスの公式訪問と世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)への出席に先立って、スイスの『新チューリッヒ新聞』に「実務的協力を深め、平和発展を共に求める」と題する署名入りの文章を発表しました…

タグ: 世界経済フォーラム

発信時間: 2017-01-16 14:17:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

習近平国家主席は、スイスの公式訪問と世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)への出席に先立って、スイスの『新チューリッヒ新聞』に「実務的協力を深め、平和発展を共に求める」と題する署名入りの文章を発表しました。

習主席は文章の中で、「2017年最初の訪問先に、風光明媚なスイスを選んだ。今回の訪問は、今世紀初の中国元首によるスイス公式訪問でもある」と述べ、スイス訪問が実り豊かなものとなることへの期待を示しました。

また、中国とスイスの関係の歴史を振り返り、「スイスの時計、薬品、紡績製品、機械は、20世紀初頭にはすでに中国で販売され始めた。スイスは、1950年代に新中国を最も早く認め、中国と国交を樹立した西側諸国の1つである。改革開放の実施が始まった当初、スイスは中国に初の中外合弁企業を設立した。スイスはまた、欧州の国々の中で率先して中国の完全市場経済地位を認めている」と評価しました。

さらに、近年の両国の交流について、「スイスは、中国と自由貿易協定を結んだ初のヨーロッパの国である。人民元の国際化を支持し、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立に加わり、中国とヨーロッパとの協力の手本を示している」と述べるとともに、「中国は、去年4月に中国を公式訪問したスイスのシュナイダー・アマン大統領と共に、中国とスイスのイノベーション戦略パートナー関係の確立を宣言し、両国関係は新たな段階に入った」としています。

両国の関係については、「中国とスイスの関係は、社会制度が異なり、発展の段階が異なり、面積が異なる国同士による友好協力の手本となっている。これは、両国民が互いに好意を持ち、相手の選んだ社会制度と発展の道を尊重し、平等と協力の精神を持って両国関係を発展させてきたからだ」と示した上で、未来の関係発展に目を向け、ハイレベルの交流を保つこと、イノベーションにおける実務協力を行うこと、人文交流を強化すること、中国・スイス自由貿易区を整備することを提案しました。

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