中国国際問題研究院の阮宗澤副院長は、「現在の情勢下において、中国の最高指導者のダボス会議への出席が注目を集めている。世界経済は不況で、下振れ圧力に直面している上に、グローバル化への反対や、貿易保護主義などの問題も立ち上がっている」と話した上で、「ダボス会議には一年の最初に開かれる世界経済フォーラムとして、向こう一年間の方向性を定める役割がある。そのため、習主席が会議の場で、自由化を堅持し、貿易保護主義に反対し、互恵協力を提唱する中国の立場を示すことは、国際社会の自信を促進することにつながるだろう」と説明しています。
「中国国際放送局日本語版」2017年1月17日