セブン&アイ・ホールディングス傘下のイトーヨーカ堂の現地法人は、四川省でスーパーを10店に増やす。このほか中国で食品スーパー分野のチェーン店を10店舗まで増やす。日本経済新聞が13日付けで伝えた。
イトーヨーカ堂は1997年に成都で第1号店をオープン、98年に北京にも進出した。現在成都と北京の店舗はそれぞれ6店舗と2店舗。中国での年間売上高は約1000億円に上る。
1月12日、成都の南約70キロの眉山市に同社の中国で7番目の店が営業を開始した。2019年には眉山市のさらに70キロ南の楽山市に新店をオープンさせる。
四川省などの内陸部の多くは、経済成長率が全国平均を上回っている。同社は最も早く成都に進出した外資企業のひとつとして、老舗の百貨店のようなブランド力を有している。