2016年の経済成長率6.7% 「十三五」初年度は好調な滑り出し＝国家統計局
2016年の経済成長率6.7% 「十三五」初年度は好調な滑り出し＝国家統計局。 中国国家統計局が20日発表した2016年の国内総生産（GDP）は74兆4127億元と、物価変動を除く実質で前年比6.7％増となった…
タグ： 中国経済
発信時間： 2017-01-23 13:56:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国国家統計局が20日発表した2016年の国内総生産（GDP）は74兆4127億元と、物価変動を除く実質で前年比6.7％増となった。国家統計局は、2016年の経済情勢を「緩中趨穏、穏中向好」（経済成長が緩やかながら安定化し、質が向上しつつある）とした上で、「十三五」（第13次5カ年計画、2016年～2020年）の初年度として好調な滑り出しとなったと強調した。
6.7%は満足のいく結果であり、「十三五」の初年度としては好調なスタートを切ることができたといえよう。経済環境の悪化と先行き不透明感の増大に加え、保護貿易主義の台頭が鮮明になるなか、コンマ1、2程度の僅かな変化であっても、成長への期待や原動力、モチベーションに大きな影響を及ぼす可能性がある。ましてや世界第2位の経済大国となった中国にとって、高い成長を維持するというハードルはますます高くなっている。高い成長を維持することは、中国にとってだけでなく世界にとっても非常に重要なことであり、世界経済における中国の発言権を強めるうえでもより重要となってくる。 「十三五」の初年度として好調なスタートを切れたことで、国内はもとより世界各国の中国経済の先行きに対する期待を大いに高めることにつながった。
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