英ロンドン大学キングス・カレッジの専門家、レイモンド氏は、世界各国が中国の改革開放から少なくとも3つの面で利益を得ていると指摘した。まずは、安くて質の良い中国の商品が多くの国の低インフレと生活コストの引き下げに貢献している。次に、中国市場へ参入する外国企業が次第に増え、大きく成長している。最後に、中国は自国の改革開放を通じて成長を実現し、他国に役立つモデルを確立することで、経済グローバル化のメリットを証明した。
「各国の商工業界全体に、中国の発展が依然としてチャンスをもたらしている。中国の大きな扉は常に世界へと開かれているため、世界は中国に進出することができ、中国も世界に出ることが可能だ。中国としては、各国の扉も中国の投資家に開いて欲しいと願っている」。習近平国家主席の力強い話は、世界へ中国の決意を示すこととなった。
欧州銀行再編事業部のシニア・マネージャーを務めるハリー・カルプント氏は、中国経済の急成長が、世界経済の持続的な成長のエンジンになっていると指摘。「中国の機能がますます発揮されることで、世界経済はさらに均衡へと向かって発展するはず」と話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月23日