韓国メディア:中国はあと2年でベビーブームに 世界経済にも波及効果

韓国メディア:中国はあと2年でベビーブームに 世界経済にも波及効果。

タグ: ベビーブーム 第2子出産

発信時間: 2017-02-01 12:39:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

韓国『東亜日報』のこのほどの報道によると、中国政府による第2子出産の全面的解禁政策の影響を受け、中国の出生数は2016年、2000年以来の年間最高に達した。中国は今後2年以内に「ベビーブーム」の時代に入ると考えられ、中国経済に対してだけでなく、世界経済に対しても巨大な波及効果を及ぼすとみられる。

国家衛生・計画出産委員会が22日に発表した情報によると、2016年の出生数は1786万人で、前年を7.9%上回り、21世紀に入って以降の最高紀録となった。中国の年間出生数は2020年まで1700万人から2000万人になるとみられる。「ベビーブーム」の時代が中国で正式に始まることが予想される。

同委員会によると、人口1000人あたりの出生数を示す出生率も12.95に上昇し、2002年以降の最高となった。また1000人当たりの出生数から死亡数を引いた自然増加率も5.86となり、2005年以来の最高記録となった。中国政府はこれについて、第2子出産を認める政策を2014年には条件付きで、2016年には全面的に実施したことが、効果を発揮したものとみられると説明している。2018年には「ベビーブーム」が現れる見通しだ。

韓国政府の関係者によると、経済成長モデルが「新常態」(ニューノーマル)に入った中国は、「ベビーブーム」をきっかけにさらに発展する可能性がある。中国の「ベビーブーム」が現実となれば、中長期的に言って、韓国経済にとっても良いニュースとなる。韓国企業は、中国による第2子出産解禁政策を受け、中国のベビー用品市場のシェア奪取に向けた準備を急いでいる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月1日

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