「品質消費」が焦点に 中国春節連休期間中の消費額は8400億元

「品質消費」が焦点に 中国春節連休期間中の消費額は8400億元。

タグ: 中国消費

発信時間: 2017-02-03 15:46:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国商務部が2日に発表した春節連休(1月27日-2月2日)期間中の小売・飲食企業の売上高は、前年同期比11.4%増の約8400億元に上った。

中国の消費者の消費スタイルは変わりつつあり、春節消費にも新たな注目ポイントが生まれた。特に、「品質消費」と「インターネット+」の消費けん引効果が日増しにはっきりとしている。春節期間中は、インターネットを通じた正月用品の準備、ネット注文のデリバリーサービスなど、インターネットと実店舗の消費が融合を加速した。オーダーメイド旅行やライドシェア(相乗り)サービスを利用した帰省など、カスタマイズ型、シェアリング型の消費が人気だ。春節消費は、益々品質や健康、流行、個性を重視したものへと変わりつつある。

食品のネット通販でも「品質消費」の高度化が明らかだ。アマゾン中国がまとめた2016年の「飲食白書」によると、中国の消費者が食品を選ぶ際に栄養と品質を重視する傾向にあり、組み合わせるうえでも一段と健康でバランスのとれた飲食を重視するようになっている。生鮮食品では、輸入の高品質な肉類や海鮮が新たな人気を呼んでおり、消費者は豊富な品ぞろえから生鮮食品を選べるようになっている。直輸入ワインの販売量も増え続け、中華料理とワインのコラボレーションも休日のホームパーティーの新たなブームとなりつつある。

「インターネット+」が飲食消費の新たな流行をリードし、ネット注文のデリバリーサービスがブームとなり、越境ECの人気も高まっている。アマゾンの越境ECに関する最新リポートによると、家庭を1つの単位としたグループが越境ECの中心となっている。個人需要から家庭需要への変化も、越境ECの品揃えの多様化と日常生活が緊密に結びついた主因の1つだ。越境ECは新しい物との偶然の出会いから生活の常態に変わりつつある。

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