「春節経済」飲食中心から文化消費へ 内需を牽引

「春節経済」飲食中心から文化消費へ 内需を牽引。

タグ: 春節経済

発信時間: 2017-02-07 18:40:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「春節経済」が文化消費を活性化していることを喜ぶと同時に、春節連休期間の文化市場全体としての繁栄ぶりをよくみると、短期的な爆発的消費が多いことに注意しなければならない。これは1つには、伝統的祝祭日には一家が集まり、多くの人は休暇を過ごし、この時期に文化消費ニーズが集中的に発揮されるということがあり、また1つには、全体としてみて、中国の文化消費はグレードが低くレベルも高くないという争えない事実があるからだ。文化消費の分野でよく引用される数字は、国内総生産(GDP)の一人あたり平均が3千ドル(1ドルは約112.7円)前後に達すると、その国は物質消費と文化消費をともに重視する時期を迎え、5千ドル以上になると、文化消費が「爆発的成長」の時期を迎える、というものだ。中国の平均GDPは2015年に8千ドルを超えたが、文化消費が消費全体に占める規模と割合はまだまだ低い。専門家の試算によれば、平均GDPが同じ水準でも、中国の文化消費規模は先進国の3分の1程度に過ぎず、このため文化消費市場には巨大な潜在力があり、今後の発掘が待たれるという。

春節期間の短期的で爆発的な消費を、日常的な文化消費という剛性需要に転換するにはどうしたらよいか。「春節経済」を「文化的内需」を牽引する契機とするにはどうしたらよいか。文化産業に携わる人々の前には、このような必ず回答を見つけださなければならない命題が横たわっている。(編集KS)

「人民網日本語版」2017年2月6日

     1   2  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。