ハンガリーは中国にとって中東欧における貨物輸送の中継地であり、そのハブ機能は年々顕著になってきている。中東欧16カ国と中国を合わせた「16+1協力」という枠組みの旗艦プロジェクトとして、中国とハンガリー、セルビアの3カ国が共同で建設を進める「匈塞鉄道」(ブダペストとセルビアの首都ベオグラードを繋ぐ)が年内にも実質的な進展を得る見通しだが、建設されれば「中欧陸海快式聯運」に強い後ろ盾となり、中国製品の欧州市場におけるシェア拡大を後押しすると期待される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月8日