成長率でみると、北京だけが6.7%と全国平均と同じであるほかは、その他の11都市は同平均を上回っている。中でも重慶は10.7%と同グループの中で唯一二桁成長を誇っている。その次が杭州の9.5%、深センと天津がともに9.0%。その他の都市は9%以下となっている。
エリア別にみると、大部分が沿海部で、重慶・成都・武漢のみが中西部。中国経済の「東強西弱」という構成を物語っている。行政区分からみると。四大直轄市はすべてグループ入りしている。
今後1兆元都市入りが予想されている都市は長沙と無錫。2016年のGDPが9000億元を上回り、1兆元まであと一歩。両市とも成長率が9%と8%と高く、2年後までには大台を超えると予想されている。
中国のGDP1兆元超えの都市、絶対額、成長率
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月9日