国家工商行政管理総局が8日に明らかにしたところによると、2016年度の中国の商標申請数は369万1千件に達し、2015年度に続き世界一となった。その中国国内の省別商標申請数トップ5は広東省、北京市、浙江省、上海市、江蘇省の順となっている。人民網が伝えた。
また、中国国内の省別商標登録済み申請数トップ5は順に広東省、浙江省、北京市、江蘇省、上海市となっており、なかでも広東省の商標登録済み申請数は初の200万件台突破を果たした。
2016年、中央改革全面深化の各項目決定の手配に基づき、工商総局は国務院の「放管服改革」(行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化)の要求を徹底させるため、商標登録の簡略化改革を実施し、一連の改革措置が根付いた。商標登録申請受付窓口15ヶ所が業務を開始したほか、申請者がより近場で申請できるように、地方商標質権登記受付窓口30ヶ所を開設している。また、企業の融資に関する難題を解決するため、北京市以外で初めてとなる商標審査協力センターの広州センターを立ち上げた。このように商標登録の簡略化改革は最初の効果を見せ始めている。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年2月9日