英金融街、シティ(シティ・オブ・ロンドン)アジア太平洋エリアの責任者ブライアン・クリス氏は、「総じていえば、中国の対外開放プロセスは非常に安定しており積極的だ」と高く評価した上で、30年余りにわたる改革プロセスにおいて、中国の対外開放のスピードは目を見張るものがあり、変化も極めて大きく、今後もこの勢いが続くとみているとの見方を示した。
英国は金融インフラや人民元の国際化などの分野で強みを持っており、中国との間で自由貿易協定に向けた交渉を進めている。ロンドンがより門戸を開く姿勢を維持するなか、中国の開放政策が一段と推進され、自由貿易協定が締結されれば、両国の極めて大きな経済ポテンシャルが顕在化されるであろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月10日