王副局長は、「‘政府が舞台、企業が演じ手’とする方針を貫き、多様な協力プラットフォームを活かして中国の成熟した原子力発電技術と製品を積極的にみせ、‘中国イノベーション’の原子力ブランドを世界に発信していきたい」と述べた。中国が英国、アルゼンチン、南アフリカ、トルコなど原子力発電輸出の重点相手国との協力を引き続き深化させ、「一帯一路」周辺国と原子力分野の交流や研修を行うと説明。「華龍1号」など原子力発電技術装備の海外進出を進め、積極的に核燃料産業の国際市場分業に関与するほか、原子力安全保障センターや地域核燃料センターなどの建設を進め、中国の地域原子力エネルギーサービスセンターの設立にも注力する。また、核不拡散政策や、核輸出規制システムと企業自主規制状況を積極的に公表し、大国としての責任を示して原子力産業「走出去」に有利な国際環境を構築する方針を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月14日