レノボ・グループ副総裁兼CCOの常程氏がスマホ「Moto Z」を紹介。レノボは同日、フラグシップモデル「Moto Z」の発売を発表した(上図)。
中国ブランド・ファーウェイののぼり旗、スリランカの旧首都コロンボの繁華街でたなびく(下図)。
ファーウェイのスリランカ事業は11年の歴史を持つ。ファーウェイは2012年6月、スリランカでスマート端末を正式に発売し、スリランカの人々にフィーチャーフォンとスマホをもたらした。ファーウェイは現在、スリランカ最大の通信設備サプライヤーとなっている。
中国国産スマホブランドのインド市場でのシェアは、2015年の時点でわずか14%だった。インド国産ブランドは54%。しかし1年後、中国のシェアは46%に達した。vivo、小米、レノボ、OPPOが販売トップ5社のうち4社を占めた。
中国ブランドが急成長
レノボは16日、2016-17年度第3四半期報告書を発表した。それによると、同社のモバイル端末の海外での売上は前四半期比16%増となった。うち「Moto G」シリーズのラテンアメリカでの販売台数は、前年同期比23%増となった。
レノボと同様、国産スマホメーカーはこの1年間に渡り、海外市場で「破竹の勢い」を見せた。ファーウェイの2016年の営業収入は前年比32%増の5200億元にのぼり、うち6割が海外事業となった。
国産スマホメーカーは海外進出し、「高中低」3大市場に的を絞っている。これは欧米を始めとする成熟したハイエンド市場、インド、東南アジア、中東などを始めとする新興市場、アフリカを始めとする初級市場のことだ。国産スマホは2016年に、この3大市場で好調だった。
海外市場、国産スマホメーカーにとっての意義
手機(携帯電話)中国連盟の王艶輝秘書長は「海外市場の開拓は、国産スマホにとって大きな課題だが、この戦場を手にしないわけにはいかない。あまりにも大きなパイだからだ」と率直に語る。