二、今後10年における製造業の発展のロードマップを示した「メイド・イン・チャイナ2025」の計画を着実に実施し、企業のイノベーション能力の向上に力を入れる。李センター長は、「中国の企業の製造能力はとても高いが、多くの企業は市場の競争に適応する能力をさらに向上させることが急務。コア競争力の戦略性産業グループを1日も早く構築し、中国国内外の市場に受け入れられ、認められる有名ブランドをたくさん構築しなければならない」との見方を示す。
17年、中国の経済は依然として下ぶれ圧力に面しているものの、李センター長は、「国際経済の課題を前に、中国は自国の改革と発展をまずしっかり遂げなければならない。中国国内の供給側の構造改革は重要な任務で、システミックリスクが発生するレッドラインにさえ達しないようにすれば、今年の中国経済は安定して成長するだろう」と予測している。(人民日報記者・朱剣紅)(編集KN)
「人民網日本語版」2017年3月6日