近年、中国の対外支援は被支援国の経済社会の発展ニーズに一層寄り添うようになり、特に工業化ニーズと現地の人々の生活改善ニーズに寄り添うようになった。張副研究員は、「中国が食糧不足に苦しむ国のために一連の農業技術者を育成すれば、その国の食糧生産が増えることは、体育館を建設するよりもっと効果がある」との見方を示した。
北京大学アフリカ研究センターの劉海方副センター長は取材に対し、「現在、中国は国内産業の高度化促進、国際生産能力協力の促進、中国の設備製造業の海外進出の推進に力を入れている。これと同時に、『一帯一路』(the belt and road)の呼びかけをし、相互接続を促進しており、今後の対外支援はこの2方面での活動の重点と結びつくことになるだろう」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月8日