TRIは自動運転テスト車の実証・実験・研究過程で得られた技術データの蓄積を続け、「お抱え運転手」と「ガーディアン・エンジェル」のシステム研究開発の推進に役立てる方針だ。
トヨタの上層部は競争力を維持するため、「引き続き(自動運転技術などの)未来に向けた種まきの活動を続けていく」と話す。
トヨタの利潤率は低下しているが、16年度の研究開発投資は過去最高を更新して1兆700億円に達した。今年初めに欧州連合(EU)が発表した「2016年グローバル企業研究開発経費(R&D)ランキング」では、選ばれた全2500社のうち、トヨタは80億4700万ユーロ(約9845億5千万円)で自動車メーカーの中では第2位、全体の中では第10位だった。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月13日