今年の政府活動報告は、対外開放を積極的に拡大するとした。国際環境の新たな変化、国内の発展の新たな需要を受け、対外開放の戦略的配置をさらに改善し、開放型経済の新体制の構築を加速し、より深いレベルかつ高水準の対外開放を推進する必要がある。高基準・高標準の自由貿易試験区を11区建設し、成熟した経験を全面的に広める。
経済参考報の調べによると、第3期自由貿易試験区の設立が準備万端となっている。中国は1+3+7という自由貿易試験区の段階的発展の新構造を形成する。また各地は開放型経済新プラットフォームの構築に向け、手配を強化している。第13次五カ年計画期間中(2016−20年)の、中国の地方開放型経済計画の新版図が、すでに浮上している。専門家は、次の開放の効果が、集中的に引き出されつつあると述べた。
全国両会(全国人民代表大会、全国政治協商会議)会期中に重慶市代表団が発表した情報によると、重慶自由貿易試験区の全体計画がすでに国務院に報告されており、近日中に批准される見通しとなった。
国務院自由貿易試験区業務連席会議弁公室の会議によると、重慶市は自由貿易試験区全体計画の改訂を続け、「統一指導、クラス別責任、所属地管理、スリム・高効率」の原則に従い、市・区両クラスの管理体制を構築し、重慶自由貿易試験区指導チームを発足した。市商務委員会内に設立された市自由貿易試験区弁公室は、全市自由貿易試験区建設の実施と調整を担当する。市自由貿易試験区は自由貿易試験区建設行動計画を制定し、15の重点活動を打ち出し、各クラス・各部門の任務書、スケジュール表、ロードマップを明らかにした。