3.利益率の改善。売上利益率が5.03%と15年に比べて0.39ポイント上昇した。
4.赤字企業の減少。赤字の国有工業企業の数が475社減少。同国有企業全体に占める割合が3%減少し、赤字額も1.7%減少した。 こうした成果は一朝一夕になったものではなく、谷底から一歩一歩踏み固めてきたものである。「モノの市場と資本市場の変化は同じではない。資本市場は瞬間的な変化が可能だが、実体経済が変わるには多くの時間と地道な努力が必要となる」国家行政学院の張研究員は、昨年の第4四半期が実体経済が上向きに変わる転換点だった、と指摘する。 とりわけ電子設備、電気機械、医療関係の業界が3年連続で大きな利益を上げている。今後は電子エンジニアリング、スマート製造、スマートシティなど新たな利益成長も期待されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月17日