ボアオ・フォーラム、「脱グローバル化」に焦点 従来の議題に新しい観点も

ボアオ・フォーラム、「脱グローバル化」に焦点 従来の議題に新しい観点も。

タグ: ボアオ・フォーラム

発信時間: 2017-03-22 17:34:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

近年の「脱グローバル化」の風潮の高まりに直面して、23日から26日まで中国の海南省博鰲(ボアオ)で開かれる「2017年、ボアオ・アジアフォーラム年次総会」のテーマは「グローバル化と自由貿易の未来に向かって」と決定している。50の国と地域から来る政治・経済・学界・メディア等の1727名の代表は「さらなる包容性を具えたグローバル化」をめぐって議論する。

今回の年次総会で、「グローバル化・成長・改革・新経済」という四つのブロックに分かれて分科会が行われ、「さらなる包容性を具えたグローバル化」が総会議論の基調となる。総会は経済成長を維持する新しい方法・新しい考え方・新しい原動力を多くの角度から討議し、如何に改革を推進するかについて重点議題を設けて議論する。また、シェアリングエコノミー、人口知能(AI)、バーチャルリアリティー(仮想現実)、デジタル通貨(仮想通貨)とブロックチェーン、金融科学技術、起業と資本、インターネット自動車、ライブ経済等の分野に踏み入れ、創業・革新・新経済の観点から論議する。この他、アジアの金融危機、サブプライムローンの危機についても過去の経過を回顧しながら反省し、アジアの地域協力、中米経済の趨勢等についても専門討論会を開催する。

同時に、「一帯一路」建設、両岸企業家円卓会議、華商円卓会議などの従来の議題に、新しい観点が出されると見られる。

中国が2013年より提唱してきた「一帯一路」は現在すでに100以上の国が参加しており、その影響力が増す一方だ。インドネシア・タイ・マレーシア・フィリピン等の10以上の国と地域の代表が本年度総会において21世紀の海上シルクロード建設と南中国海地域の共同発展について共に議論する。中国はこの5月に北京で「一帯一路国際協力サミットフォーラム」を開催することになっており、今回の「ボアオ・アジアフォーラム年次総会」がこの北京のフォーラム前のハイレベルのウォーミングアップになるだろう。

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