「当社は中国で40年余り経営を行っており、従業員1万人超、工場27カ所、研究センター4カ所を有する」。米キャタピラーのバイス・プレジデントを務めるボブ・デ・ランゲ氏は、「将来的に当社は中国でさらに40年以上にわたり経営をするつもりだ。中国の成長の先行きをポジティブにみており、これは長期的なコミットメントになる」と述べた。
英コンサルティング会社Scitebのニコラス・ビール会長は、航海に例えて、経済国が現在一様に荒波に直面している中、船長が上手く指揮でき、船員の技能が優れている舟こそ荒波を乗り越えることができるとし、「中国は1隻の巨大な船で、この船は安定して進んでいくだろう」と述べた。
「インターネット+」に代表される新産業、新業態、新モデルの成長は、中国経済に大きな影響力を持つ新たな原動力となっている。2015年に「大衆創業、万衆創新(大衆の創業とイノベーション)」の支援方針が初めて政府活動報告に記されて以降、全国的にイノベーションと創業のブームが起こり、素晴らしい成果をあげた。今年の政府活動報告は、2017年の重点任務のうち、大衆の創業とイノベーションを引き続き推進すると強調した。