アジア証券業金融市場協会(ASIFMA)の主席執行官マーク・オースティン氏は22日、「中国資本市場の発展速度は史上前例がないほど速い」と述べた。
この非常に速い発展は多くの方面に現れている。2016年年初に中国はインターバンク債券市場の門戸を広範な外国人投資家に大きく開放した。また、適格海外機関投資家(QFII)と人民元適格海外機関投資家(RQFII)に投資枠登録制度を打ち出し、透明性を欠く割り当て申請制度を撤廃した。
オースティン氏は、「改革が当を得さえすれば、中国は先進国の市場経験とその教訓を汲み取り、そして最後には先進国以上の成果を得ることも可能だ。
「さらに、中国は長期にわたって有限的な試みと試験的な計画に頼って改革を推進してきた。この方法は非常に成功したが、現在、中国は新しい改革案を打ち出し、資本市場発展を加速させる必要があるかもしれない」とオースティン氏は述べている。