アジアインフラ投資銀行(AIIB)は23日に北京で、理事会が13カ国・地域の新規加盟を許可したと発表した。これにより加盟は70カ国・地域となった。AIIBが昨年の年初に正式に開業してから、初めて新たなメンバーを迎えた。
AIIBの欧若拉報道官が記者会見で発表した情報によると、13カ国・地域のうちアジア太平洋はアフガニスタン、アルメニア、フィジー、中国香港、東ティモールで、それ以外はベルギー、カナダ、エチオピア、ハンガリー、アイルランド、ペルー、スーダン、ベネズエラとなっている。
AIIBの金立群総裁は「世界各地の多くの国と地域が加盟を申請しているが、これがAIIBが国際機関になる歩みを速めることは間違いない。今や誇らしいことに、AIIB加盟国がすべての大陸に及んでいる。今年の下半期、理事会は別の新メンバーの加入を許可することになる」と表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月24日