ボアオ・アジアフォーラムは、集まって素晴らしいアイディアについてみんなで討論したり、人工知能(AI)に関するスピーチを聴いたりとさまざまなスタイルで行われ、今や非常に多様な、包容力の極めて高い一大イベントに成長した。革新的企業家「創客」が集う場でもあり、今回、彼らのまなざしはシェアリングエコノミーに向けられている。一財網が伝えた。
創客と投資家がともに注目する最大の話題は、シェアリングエコノミーが中国のビジネスや社会など各方面に与える影響だ。昨年のネット予約自動車や自転車シェアについての討論がシェアリングエコノミーを再び熱い議論の的に押し上げた。
音楽、文化、クリエイティビティ、科学技術の融合という要素が、今回のフォーラムではあちこちに充満している。「匠の精神」というフォーラムでは、枯山水の世界を作り出す日本の国宝級の作庭家・枡野俊明氏と故宮博物院の単霽翔院長の対話を聞くことができる。別の会場では、文化の伝承と芸術の革新というテーマのサロンが開催されており、歌手の汪峰氏のコンサートを聴くことができる。海洋や森林の保護について自然の声を聞くというテーマの分科会があり、俳優の湯唯氏と1対1で向き合うチャンスだ。また「スポーツ大時代」というサミットには、スヌーカーのチャンピオン丁俊暉氏、五輪の飛び込みチャンピオンの呉敏霞氏、女子バレーボールの名将・魏秋月氏たちが姿を現す予定だ。