大規模会場で活躍する一群の人々は「創客」と呼ばれる。創客の定義は、ハードウェアの創造者、また起業家だ。ボアオフォーラムにはアジアの創客たちがごく自然に集まるようになった(企業が紹介を担当)。韓国のチケットモンスター、マレーシアのGrab、日本のフラー、シンガポールのニンジャバン、インドのMydalaなどの創業者が、58集団傘下の転転、小紅書、回家吃飯といった中国のベンチャー企業の創業者と顔の見える交流を行う予定だ。グローバル投資家もニューエコノミーの流れにおける投資ロジックを共有することになる。こうした投資家にはゴールデンゲートベンチャーズのポール・ブラジール執行パートナー、ブレイヤー・キャピタルの創業者で最高経営責任者(CEO)のジェームズ・ブレイヤー氏などが含まれる。
ボアオフォーラムに参加予定のローランド・ベルガーのパートナー戴璞氏は、「グローバル化の流れがますます顕在化する時代の中、過去数年間、中国は革新の震源地へと急速に成長したが、中国企業は国内市場をより重視する。需要を土台として構築された、ユーザーが駆動し、顧客が中心となる革新モデルが大規模な発展を遂げており、中国の市場規模と新しい事・モノに対するユーザーの受け入れレベルが、どちらも革新と新しいビジネスモデルを後押しする役割を果たしている」との見方を示す。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年3月23日