(三)中国は米国の半導体覇者としての地位を脅かしている。ホワイトハウスが1月に発表した報告書によると、中国は半導体分野に多くの資源を投入し、進展を実現しているが、最先端の技術より少なくとも1世代半は遅れている。報告書によると、中国は半導体産業の発展に向け補助金を支給しており、コストを引き下げ競合他社を脅かしている。トランプ政権が関連経費を削減すれば、中国の戦略推進を促すことになりそうだ。
(四)中国は研究開発費で米国を超えることを計画中だ。中国の研究開発費は急増し、2020年には米国を上回る見通しだ。アメリカ国立科学財団は昨年、中国の研究開発費が「大幅」に増加しており、クリーンエネルギーなどで世界トップになるという革新的野心を持つと報告した。
(五)中国の指導部が、科学技術を重視している。中国の科学技術への投資は不変ではなく、経済情勢により計画が乱れる可能性がある。しかし現状を見る限り、中国は科学技術投資を、長期繁栄にとって極めて重要な要素としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月22日