IMF(国際通貨基金)の予測によると、世界経済の景気回復への動力は、今まさに増大している。今年の増長速度は3.4%、来年は3.6%に達する見込みで、共に去年の3.1%を上回る。
そして中国経済の状況は世界経済の平均より明らかに良好だ。2016年の中国経済は年間6.7%成長を実現し、2017年の政府の設定した成長目標値は6.5%前後である。
最近発表のデータは、中国経済の「体質」の強靭さを証明している。中国国家統計局発表のデータでは、今年の二月、中国の製造業購買担当者指数(PMI)は51.6%で、前月より0.3%上昇し、安定している。
この他、今年の1月から2月の全国の一定規模以上の工業企業の利潤は同比31.5%の大幅な増加をみた。また全国固定資産投資は同比8.9%の増加、増長速度は去年より0.8%の上昇をした。さらに全国の工業成長は同比6.3%の増加、前年より0.3%加速し、去年以来の安定成長を続けている。