13日、中国の国家発展改革委員会と税関総署は第1四半期マクロ経済データを発表した。それによると、第1四半期に許可した準固定資産投資は56項目、総投資は2409億元であった。対外貿易は第1四半期貿易額が21.8%増加し、去年下半期以来の回復基調が継続している。各データと先行指数で見るかぎり、第1四半期のマクロ経済は去年から現在まで回復基調を継続している。
税関総署が13日発表した貿易データでは、2017年第1四半期の中国の貨物貿易額は6兆2000億元で、2016年の同期より21.8%増加した。その中で、輸出は3兆3300億元で31.1%の増加、貿易黒字は4549億4000万元で35.7%の縮小となった。
中国の対外貿易は連続3四半期同比での増長を実現したことになる。税関総署の黄頌平スポークスマンは13日の国務院新聞弁公室発表会で次のように述べた、
「現在、世界経済は持続的改善の様子が出現している。外部の需要が回復して国内経済も穏やかに回復してきており、輸入が増加した。輸入価格の大幅な上昇が輸入額増加につながり、第1四半期の貿易額の増加をもたらした。この他、去年の同期の基数が比較的低いのも第1四半期の貿易額増加の重要な原因となっている」とした。