香港証券監督管理委員会(香港証監会)は先日発表した『香港証券監督管理委員会のいくつかのプロジェクト関連企業の香港上場をめぐる方針並びに《証券及び先物(債券市場への上場)規則》に基づいた権力行使に関する声明』で、「一帯一路」のインフラプロジェクトはそのプロジェクトの性質や場所によって特殊な投資リスクが伴う。しかし、四つの要素を満足させれば、香港証監会の審査合格を得る事はほぼ確実だ。
香港証監会によると、四つの要素とは具体的には次のようなものを指す。関係する大陸部国営企業、財産を管轄する基金、主要な上場企業或いは世界的に活躍する主要な機関投資家が保持する大量の株式/大陸部の開発或いは国際銀行の認める持続的な大型プロジェクトに対する融資/関係国(プロジェクト資産所在地)の政府の直接参画するか株式を保有する/関係プロジェクトの位置する司法管轄区が国際証券監督管理委員会組織の『多国間諒解備忘録』に署名している等であるとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月13日