刊行発表会会場
中国社会科学院(社科院)国際研究部と社会科学文献出版社が共同で開催した≪「一帯一路」と中国発展戦略≫の刊行発表会が12日、北京市で開かれた。
中国が「一帯一路」構想を打ち出して以降、同構想をめぐる議論が国内外で盛り上がり、踏み込んだ研究が数多く進んだ。「一帯一路」構想の含意と意義はどう捉えるべきなのか?同書編集者、全国政協委員、社科院・学部委員及び国際研究学部・主任、中国アジア太平洋学会・会長を務める張蘊岭氏は発表会で、「一帯一路」が中国対外開放の拡大と深化、開放発展の新たな枠組み構築、ウインウイン協力理念の実践を目指す大戦略になると話した。それを踏まえ、大戦略の高さから認識すること、大地域とグローバルの視野でじっくりとみること、長期的な発展に向けた計画と推進が必要と説明している。