中国の鉄道貨物輸送量が5年ぶりに増加 17年第1四半期は15％増
中国の鉄道貨物輸送量が5年ぶりに増加 17年第1四半期は15％増。
タグ： 中国鉄道貨物輸送
発信時間： 2017-04-26 13:49:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国鉄路総公司のまとめによると、2017年第1四半期（1－3月）の中国の鉄道貨物輸送量は7億2400万トンで、前年同期比で15.29％（9600万トン）増加した。鉄道貨物輸送量が増加に転じたのは約5年ぶり。
鉄道貨物輸送の回復傾向が鮮明となるなか、3月の貨物発送量は2億5421万トンと、前年同月比で16.3％増加した。なかでも、ウルムチ鉄道局の伸び率は48.3％に達した。3月の中国全体の貨物積載車両数は1日あたり平均13万2925両と、前年同月比で16.2％増加した。4月上旬の貨物発送量は1日あたり平均791万トンと、前年同期比で15.2％増加した。鉄道の境界駅での貨車継送数は1日平均3876本、19.9万両で、前年同期比13％、2.3万両増加した。うち、4月2日は単日で4251本、21.87万両と過去最高を更新した。
鉄道貨物輸送量の回復は、2016年第3四半期（7－9月）から中国交通部と環境保護部が打ち出した道路輸送規制と大気汚染防止政策が大きく関わっている。中国交通部は2016年8月30日に「運輸車両の道路走行管理規定」を発表し、道路における貨物輸送車の積載量を最大49トンに制限した。これにより道路輸送の石炭輸送価格も上昇し、石炭は鉄道輸送に戻り始めた。
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