金融決済院が1日に発表した統計データによると、今年に済州で分譲した10団地のいずれも、順位内の請約受付の段階で定員割れとなった。
未分譲住宅も3カ月連続で増加中だ。3月末を基準に735世帯から一カ月前より64.8%(289世帯)増加した。昨年12月(271世帯)の2倍以上だ。このために済州は最近、住宅都市保証工事(HUG)の未分譲管理地域に指定された。
既存の住宅取引量も減っている。韓国国土交通部によると、第1四半期(1−3月)に売買された済州の住宅は2933世帯だ。昨年第1四半期より17.8%減り、5年平均(2012−16年)より6.5%減った。
価格の上昇傾向も鈍化した。韓国鑑定院によると、第1四半期の済州のマンション価格が0.49%上がった。昨年第1四半期の上昇率は5.02%。済州市のある不動産仲介店関係者は「今年に入って家主が売りに出す売り物は多いが、購入者が少なくなっている」と述べた。