粤澳中医薬科技産業園開発有限公司は8日、同社が開発する広東・マカオ中医薬科技産業パークの各種の公共サービスプラットフォームが今年下半期から2018年初めにかけて続々と竣工し、使用開始となる見通しであることを明らかにした。これに対応するビジネスサービス事業も、マカオの飲食企業やマカオの小売チェーン企業を優先として企業誘致を行う。
同産業パークは、「広東・マカオ協力枠組合意」の下、広東とマカオが共同で開発する横琴新区内初のプロジェクトとなる。
同社の担当者によると、敷地面積約50万平方メートルにのぼる同産業パークは、中医医療や養生保健、科学技術転化などを一体化し、グリーン・スマート・国際化を特徴とした中医薬産業パーク、国際中医薬品質制御基地、国際健康産業取引プラットフォームとしての発展をはかる。
同パークが初期段階で開発するランドマークとなる建物の科研総部弁公大楼(研究本部事務棟)はすでに主体工事を完成しており、延床面積は約7万平方メートルにのぼる。
EUの基準に合致したGMP中間試験棟や研究開発・検査測定棟、研究本部事務棟、大面積のインキュベーションエリアなどの公共サービスプラットフォームとなる施設の建設は、今年下半期から2018年初めにかけて続々と竣工し、使用開始となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月10日