5月5日、雁栖湖国際コンベンションセンターで、「一帯一路」国際協力サミットフォーラム記念花壇が設置された。
あと数日で、「一帯一路」国際協力サミットフォーラムが北京で開かれる。世界中の国と地域から1000名以上の代表が北京に集い、協力の遠大な計画を共に協議し、協力プラットフォームを共に構築、協力の成果を共有する。これは「一帯一路」建設の拡大と政策上の意思疎通にとって大きな節目となる。
3年余りの時を経て、中国が提起した呼びかけと行動が、徐々に幅広い国際協力とコンセンサスを形成した。中国が世界に提供する重要な公共物である「一帯一路」イニシアチブは、関連諸国が発展の旗印の下に集まり、発展途上国が貧困脱却、現代化への新たな希望を実現できるよう推し進める。また、発展が行き詰まっている先進国に対しては、構造改革の深化、経済のモデル転換と高度化の新たな手がかりがつかめるよう後押しする。この構想の下で、異なる民族、異なる文化、異なる発展水準の国々が共に協力し、市場の多様化を推進、互恵の新たな枠組みを作り上げる。これは中国の夢と世界の夢を深く融合させ、緊密に結びつける。それは沿線各国の人々にとって、夢の前進への絆となる。
2016年末、第71回国連総会本会議の決議に初めて「一帯一路」イニシアチブが明記され、国連加盟国である193カ国全ての賛同を得た。今年3月17日には、国連安保理が第2344号決議で、「一帯一路」建設などを通じた地域経済協力の強化を呼びかけた。「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席する国連総会議長のピーター・トムソン氏は、「一帯一路」構想は中国が世界の共同的発展の理念に基づき提起したもので、国連の目標と合致すると指摘する。国連は「一帯一路」構想と「持続可能な開発のための2030アジェンダ」との提携協力を希望。これはまさに、中国の夢と世界の夢が融合し支え合うことにほかならない。