2017中国(北京)国際サービス貿易交易会の開幕を前に、グレナダのデニス・アンソニー駐中国大使は、グレナダが中国に多くの観光に関する協力プロジェクトを提供する方針であることを明かした。中国の自転車シェアリング運営会社のGreenbikeは、年内にグレナダに観光用シェア自転車を設置する意向を固めた。
海外の空白市場を争奪 カリブ地区
入札者募集通知によると、自転車シェアリングの海外の空白市場であるカリブ共同体のエネルギー部門が自転車シェアリング導入を提唱したのは、観光客に便宜を図り観光の質を向上させるためと、現地の環境を改善するためである。地元政府は2020年までにクリーンエネルギー普及率を60%まで引き上げる計画。
カリブ地区は世界的に有名なハイエンドのバケーション地で、2016年には観光客数が5500万人に達した。巨大な旅行者数は巨大な自転車シェアリング市場を生み出した。観光客の50%が自転車観光を選び、1人あたり3~5回利用し1回10ドルとして計算した場合、カリブ地区のシェア自転車利用者数は年間1億2000万人、市場規模は12億ドルになり、地元政府と運営会社に多くの利益をもたらす。
しかし、グレナダにはまだ観光用シェア自転車がなく、第1陣の1000台が6月にアンチグア島に設置される。年内に20万台のGreenbikeの観光用シェア自転車がカリブ地区の15の島すべてに設置される予定。
シェア自転車が次々と海外進出
自転車シェア霖雨は中国国内だけでなく、海外にも次々と進出し、その競争は海外市場の広範囲に広がっている。摩拝単車(Mobike)は3月にシンガポールに進出し、年内に世界の100都市をカバーする計画だという。Ofoは米国、イギリス、シンガポールに進出し、世界の100都市にすでに設置している。Blue gogoは米国とイギリスに進出した。多くの自転車シェアリング会社がすでにひっそりと海外市場に進出している。