「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)の建設を背景とし、スマホ、浄水、安全検査など一連の「中国智造」が現在、沿線諸国の一般人の日常生活に進出し、国民生活の難題を解消するため中国のプランで貢献している。
一部のハイテク分野で、中国企業は「追随者」から「並走者」になり、さらには先頭集団を走っている。革新駆動を受け、多くの企業がシルクロードの夢を追っている。この相互尊重・信頼の道、協力・ウィンウィンの道、文明相互参照の道に、新たなエネルギーを注ぎ続けている。
中国製スマホ、一帯一路市場で大人気
中国スマホ大手の小米科技は4月5日、ジャカルタで「米粉フェア」を開催し、国内外の数百人のファンを集めた。
「米粉」とは、同社製品の忠実なファンのネット上の呼称だ。同社製品は近年、20数カ国に進出している。中国のこのブランドを知り、使用し、ファンになる人が増えている。
「ベテランファン」のエヴゲーニイさんは6年前、友人の勧めで同社のカスタムROM「MIUI」を使い始め、このシステムを好きになり、徐々に「米粉」となっていった。
エヴゲーニイさんが自発的に設立したMIUIロシアファンフォーラムは1年後、小米ロシア法人によるMIUIファン公式交流の場となった。同フォーラムの登録者数は11万人に達し、毎日のアクセス者は延べ7万人にのぼる。
エヴゲーニイさんは「多くの中国製品は以前、安物のレッテルを貼られていた。現在は少なくともスマホについては、高コストパフォーマンスという新しいレッテルが貼られており、多くの国で好評を博している」と話した。
インドネシアの女性は2015年に、同社の正社員として採用された。彼女の業務内容の一つは、インドネシアなどのユーザーとのオンライン交流だ。「現在は欧米に行かなくても、中国に行くだけで世界最新の科学技術革新に参与できる」
インドネシアでは数年前、サムスンやブラックベリーが主流だったが、中国スマホブランドはすでにトップ3に入り、多くのユーザーとファンを集めている。中国製スマホは現在、一帯一路沿線の30数カ国に輸出されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年5月12日