国際的な取り組みへの参画にあたり、習主席は大国としての責任感を示す。習主席が提起した「一帯一路」構想は、その成果と恩恵が世界に及ぶ。気候変動対策については、中国はこれまでずっと積極的に参画してきたと強調する。反グローバル化の風潮に対しては、「経済のグローバル化に適応し、うまくリードするには、そのネガティブな影響を解消し、それぞれの国と民族に一段と恩恵が及ぶようにする必要がある。グローバルガバナンス体系の変革推進に向け、中国の方案を以て寄与。人類運命共同体の構築を提唱し、互恵協力と恩恵の共有を目指す」と中国の主張を提起する。
習主席の指導の下、4年以上に渡り、中国の「友人の輪」はますます拡大している。2016年末時点で、中国は97の国・国際組織と様々な形のパートナーシップを結んでいる。現時点で、100を超える国と国際組織が「一帯一路」構想を積極的に支持し、40以上の国と国際組織が中国と協力協議を結んでいる。中国主導で発足したアジアインフラ投資銀行(AIIB)は70カ国が参加している。
世界が今日ほど中国に近づき、中国の主張に耳を傾けたことは未だかつて無い。習近平主席は中国を率いて今まさに世界の舞台の中央に躍り出ようとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月14日