鳩山氏はまた「米国がAIIBに対する態度を変えてから日本もそれに倣うのは極めて受動的。これでは世界から、日本は永遠に米国の従属国である、と見られるだけである。安部政権は早急に態度を改め、米国がAIIBに参加する前に参加すべきである」と表明。
さらに自民党の二階俊博幹事長が同フォーラムに参加したことについて「安部政権のAIIBに対する見方が転換する契機になってくれるといい」と話した。
鳩山氏によれば、日本はロボットや工業機械などの関連産業で、世界の先進的な技術と管理の経験を有し、一方の中国は家電製品を含む消費財分野で大きなコストと生産能力の優位性を持っている。双方が足らない部分で協力する空間は極めて大きい。「日本はアジア開発銀行の運営管理で多くの経験がある。これらの経験はAIIBの今後の運営と発展の大いに役立つ。日本が中国との協力を強化することで、双方がメリットを受けることができる」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月16日