「一帯一路」の発展途上国と国際機関に600億元援助

「一帯一路」の発展途上国と国際機関に600億元援助。

タグ: 一帯一路

発信時間: 2017-05-17 17:27:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

同責任者は20億元の人道主義に基づく緊急食糧援助について、「目下、世界は深刻な食糧安全保障情勢に直面しており、世界にはすぐにも食糧援助を必要とする人が7千万人以上いて、厳しい人道主義の危機を迎えている。中国政府と中国国民はこうした事態を我が事として肌身に感じており、中国はこれから関連国の具体的ニーズに基づき、多国間・二国間のルートを通じて関係国へ人道主義に基づく緊急食料援助を提供し、速やかに関係国の人々の命を救い、食糧不足を緩和し、栄養不足の状態を改善し、農業生産の水準を徐々に高めるために努力と貢献を行い、国際社会と共に世界の食糧安全保障レベルを高める」と述べた。

同責任者は南南協力援助基金に10億ドルを増資することについて、「2015年9月に、習近平国家主席は国連創設70周年記念の一連のサミットに出席した際、南南協力援助基金の設立を発表し、第1期として20億ドル(約2269億円)を出資し、発展途上国の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』実施への支援に充てるとした。今回の同基金への10億ドル増資により、基金の規模は30億ドル(約3401億円)に拡大し、これを踏まえて南南協力をよりよく推進すること、特に発展途上国の経済社会の発展を促進し、国民の生活と福利厚生の改善を支援することを目指す」と述べた。

同責任者は3つの100ヶ所援助プロジェクトを実施することについて、次のように説明した。「中国政府は政府、企業、社会組織など各方面の資源を積極的に動員し、沿線の発展途上国および関連の国際組織と緊密に協力し、沿線の発展途上国の末端の人々に向けて3つの『100ヶ所プロジェクト』という小規模でミクロ視点の生活援助プロジェクトを共同で実施する。中国は『幸福家園』プロジェクトを実施することで、関連国が基本的教育、技能訓練、農業生産、生態環境保護、コミュニティの発展水準を引き上げ、末端の人々の生活・生産能力を引き上げ、コミュニティの調和発展を促進するよう支援し、国民生活の改善と雇用増加のために積極的に貢献していく。中国は『愛心助困』プロジェクトを実施することで、関連国の高齢者、障害者、女性、子どもといった特殊な層、および都市部・農村部の困難を抱えた層にサービスと援助を提供し、現地の末端の人々が貧困削減・貧困脱却を達成するよう力を入れて支援する。中国は『康復助医』プロジェクトを実施することで、関連国とともに伝染病の共同予防コントロール体制を強化し、医療従事者を育成し、医療施設を改善し、巡回診療によるボランティア診察を行い、伝統医薬の共同研究を強化し、『健康運命共同体』の協力水準を引き上げる」。

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