貯蔵施設の建設を通じて、国産天然ガス生産量とピークカット能力が不足している状況を緩和することができるほか、多様なエネルギー供給源を確保できると指摘。一方で、天然ガス化学、天然ガス発電などのプロジェクト建設を通じて、天然ガス市場の需要喚起、川下分野の裾野拡大を促すとしている。
業界関係者は、同社の天然ガス事業の拡大は新たな成長模索にプラスになると指摘する。同社の2016年本決算は純利益が前年比で78.88%減少した。同社の資産は川上事業の占める比率が高いため、原油価格変動による影響が大きい。これを背景に、同社は天然ガス事業の拡大に力を入れている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月18日