記者が16日、珠海市法制局から得た情報によると、「珠海経済特区横琴レジャー・観光業発展促進弁法」(以下「弁法」)は今年6月1日に施行される。「弁法」は、横琴国際観光・レジャー島の建設推進に政策支援と施設保障を提供するものとなる。
整った政策支援条件は、横琴のレジャー・観光業が急速な発展を遂げるための重要な支えとなる。「弁法」は、用地保障や海洋開発、金融人才支援、出入境の便利などの面から、促進・支援政策を規定している。
主な規定としては、▽重点・特大レジャー・観光プロジェクトのうち、山の保護を目的とした開発を行う際には、関連する法律・法規の規定を違反してはならず、認可された計画に照らして行う、▽レジャー・観光プロジェクトにおいては、国家の認可した地域建設用海計画に照らして、埋め立て工事を科学的に展開してよいことを明確化する、▽レジャー・観光業の融資体系の構築と整備に民間資本が参加することを奨励する、▽審査・認可事項の手続の加速などの面から重点・特大レジャー・観光プロジェクトに便利を提供する――が挙げられる。
横琴のレジャー・観光産業の発展への十分な資金援助を確保し、横琴のレジャー・観光が十分に便利な補助施設の条件を備えられるようにするため、「弁法」は、資金保障や補助施設、旅客サービスなどの面から着手し、横琴のレジャー・観光の発展に有力な設備面での保障の提供に尽力することとしている。さらに横琴管理委員会がレジャー・観光業建設発展特別資金を設立し、横琴のレジャー・観光プロジェクトの育成・支援・奨励に用いることを規定している。特別資金は、管理委員会が年度予算に組み入れ、保障する。同時に、特別資金の科学的な使用と有效な監督管理を確保するため、具体的な規定を管理委員会が制定することも明確に求めている。
2009年以来、横琴の観光・レジャー産業は飛躍的な発展を実現している。とりわけ2014年に長隆海洋リゾートが順調に開業すると、横琴の観光・レジャー産業は成長速度を高め、投資額100億元以上の観光・レジャーや文化クリエイティブにかかわる幾つものプロジェクトがすでに横琴への進出を決め、建設が進められている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年5月19日